脳ドックの豆知識

脳ドックの豆知識

あまり知られていないことですが、脳ドックは人間ドックを行っている医療施設で受けられるという、誤解があります。脳は高度な医療技術や機器が必要になることから、人間ドックを行っていても、脳ドックは利用できない医療施設が割と多くあることを、豆知識としてよく覚えておいてください。
また、会社や地方自治体が実施している健康診断やがん検診でも、脳に関する検診は利用できません。これら健診を受けていれば、あらゆる病気を防いだり、早期発見ができると思われがちですが、脳に関しては例外だと知っておきましょう。
脳ドックが重要である理由として、脳卒中で死亡する割合が、日本人の死因の上位に君臨することにあります。脳卒中は脳の血管が詰まったり脆くなることで引き起こされる病で、悪玉コレステロールが原因であるとされています。健診でも悪玉コレステロールの数値を知ることができますが、実際に脳の血管に異常があるかまでは分かりませんので、できる限り脳ドックを利用したいところです。

意外と知られていない脳ドックのあれこれ

近年、脳血管疾患による死亡は、日本の死因のトップ3にランクインしています。そして、発症の特徴として「ある日突然」というパターンが多いです。

なので、発症を予防するためには年に1回は、脳ドックを受けることです。脳ドックと言うと脳の中のCTやMRI 検査は、皆さんご存知だと思います。しかし、それだけではありません。やはり、ご家族の中に既往のある人が居ないかという情報や、普段の血圧、頭痛の有無は大切な情報になってきます。

更に、脳ドックと言っても脳の中だけでなく、頸動脈の血流を観るために、頸部のエコー検査も行われています。脳の中の血流は良くても、頸部の血流が悪いと詰まりやすくなるためです。

脳血管疾患は、突然発症して亡くなってしまうケースもあります。また、命はとりとめても、麻痺が残ったり、寝たきりになってしまったり、認知症になることもあります。そうならないためにも、1年か半年に1回の検査は多少お金がかかっても、受診する価値はあります。